来月8月から、英検CBTが始まります。
英検ホームページの特設サイトにて、2018年度から新方式となる「英検CBT」に関する、会場や検定料などが公開されています。
英検CBTは来月、2018年8月から毎月1回実施され、年3回まで受検することができます。2018年度の試験会場は、北海道、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、沖縄県の13都道府県20か所で、2019年度から全国展開を予定しています。
受検生は試験会場でパソコンの前に座り、ヘッドセットを装着して受検することとなります。リーディング、リスニングではパソコンの画面を見て、正しい選択肢をマウスでクリックし、ライティングではキーボードで解答を入力します。1分間に30文字程度入力できるスピードがあれば解答に支障はないとされていますが、より速いスピードでタイプできればそれだけ有利になります。普段からキーボードで英語を入力することに慣れておくとよいでしょう。スピーキングではヘッドセットのマイクに向かって吹き込む形式で解答の音声を録音することになります。
英検CBTは通常の英検と、問題構成や合格証書は同じですが、4技能をすべて1日で受検できる点が異なります。合否判定は通常の英検と同様、リーディング、リスニング、ライティングのスコアに基づき1次試験の合否が決まり、1次試験の合格者のみスピーキングのスコアに基づき、2次試験の合否を判定します。また、英検CBTと通常の英検は併願が可能ですので、年間で、英検3回、英検CBT3回の合計6回の受検機会があります。
英検CBTの受検対象となるのは、2級、準2級、3級の3種類で、検定料は2級7,500円、準2級6,900円、3級5,800円。実施会場は、試験日によって異なり、詳細は決定次第、英検ホームページで発表されます。