COLUMN

2017.12.28

今後、高校の授業はどう変わる?

 あと3年後に迫る大学入試改革はこれまでにない大きな変化をもたらすといわれています。大学入試の変化に伴い、高校での授業はどのように変わるのでしょうか。

 

 先日行われた試行調査(プレテスト)にも見られたように、単なる知識・技能の習得の重視から、複雑な課題解決能力の育成の重視へと求める能力が変わるため、思考力、判断力、表現力を育む授業が増えると考えられます。

 

 一番変化が顕著なのが国語だと言われています。従来では、文学作品や評論を題材にして、筆者の主張を読解していくという授業スタイルが一般的でした。今後は実社会・実生活で活きる言語能力を高めるための科目が新設されます。授業も文章だけでなく、データ、資料などいくつかの文献を組み合わせて読み解き、筆者の意見と事実とを区別したり、根拠をもとに自分の考えや課題を述べたりしながら論述、議論する機会の多いものとなります。

 

 英語では再三紹介している通り、4技能を伸ばす授業が求められています。そのため、授業としては国語と同様、論述や議論中心のものとなっていくことが予想されます。特に「話す」技能の指導については教員の中でも不安が大きいようです。

 

 上記以外の教科においても、従来の、板書を書き写すような教員主導の講義形式の授業ではなく、生徒同士の話し合いやグループ活動を重視した協同的な授業へと変わります。

 

 すでにこのような授業を取り入れている高校も増えてきていますが、その指導方法はまだ確立されておらず、公的な研修なども行われていません。有志の教員が勉強会を開き、情報交換をする場を設けながら試行錯誤しているのが現状です。

 

 当然ながら、教員だけでなく、生徒側の意識の改革も必要となるでしょう。机に向かって勉強することももちろん大切ですが、それだけではなく自分の考えを相手に伝えコミュニケーションをとることは、まさに社会に出てから必要な能力です。これは自宅や自習室での自主学習では身に付きません。今まで以上に自ら学ぶ姿勢が重要です。

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