COLUMN

2018.11.21

第2回の試行調査が実施されました。

 大学入学共通テストに向けた、試行調査(プレテスト)の第2回目が今月11月10日、11日に行われました。2回目となる今回は会場の運営体制の確認のため、本番と同様、2日間の日程で実施され、高校2,3年生の約6万8000人が臨みました。

 

https://www.dnc.ac.jp/news/20181111-02.html(大学入試センター 大学入学共通テストの導入に向けた平成30年度試行調査を実施しました)

 

 大学入学共通テストでは、国語、数学で新たに記述式の問題が追加されること、英語では4技能が評価されることが大きな特徴となっています。

 

 今回の試行調査の国語に関しては、30字以内、40字以内、80字~120字で記述する問題が出題されました。第1回の試行調査で正答率が0.7%と著しく低かった80字~120字の記述問題は、今回具体的に記述する内容を指示する問題へと変更されました。本番では全体の正答率を5割に設定しています。

 

 数学に関しても、3問の記述式の問題が出題されました。前回よりも記述量が減り、数式のみや、短い文章の記述など、何らかの解答ができそうな問題へと改善されました。現行のセンター試験のような細かな誘導はなく、発想力を要する問題となっています。

 

 英語に関しては、発音・アクセント、文法、整序といった分野ごとに独立した問題は出題されず、長文の読解問題のみが出題されました。また、今回初めて「リーディング」と「リスニング」の配点が各100点と明らかにされました。

 

 大学入試センターによると、試行調査は今回が最後で、来年3月までに正答率を公表し、文部科学省は5月頃、本番の大学入学共通テストの日程や科目を発表する方針です。

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